通信制高校を知ろう!(No1:今の通信制の生徒たち)


現在、高校生の17人に1人は通信制高校に通っています。
しかし地方にいくと、その存在を知る人も少ないのが現実です。
多くの人は、通信制は「様々な事情で全日制に行けない生徒さんが行くところ」
と思っているようですが、それだけで17人に1人が通信制になるわけがありません。

価値観の多様化した社会に適応できる高等教育の仕組みだからこそこれだけ多くの学生が通信制を選ぶのです。
例えば、私たち精華学園の場合は、

・芸能、スポーツにて活躍している高校生

が多数、在籍しています。昔なら芸能人は、堀〇学園と決まっていましたが
今では出席日数も厳しく管理されるため、通信制を選ぶ人が多くなりました。
スポーツも同じです。世界各国に遠征に出かけるような選手ですと、
全日制では
出席日数の問題から無理があります。
つまり他の活動との兼ね合いから通信制を選ぶ生徒が
多いのです。
 
中には、最初から受験だけを考えて、通信制を選ぶ生徒もいます。(特に都会で)
医学部や東大を狙う生徒が多いと聞いています。都会では今でも究極?の教育サービスは
家庭教師です。
優秀な家庭教師は夜は、引く手あまたなので、なかなか対応して
もらえません。
しかし昼間なら安価で結構、融通も利くということで敢えて通信制を選んでいるようです。

実際、精華学園からも東工大、早慶などに合格をしています。

また海外進学のために通信制という生徒も増えています。
海外進学するには、IELTSやTOFELなどの試験が必要です。また所属している高等学校にも、
様々なドキュメントを書いてもらわなければなりません。
特に推薦書は、大きな比重を占めます。
しかし普通の学校では海外進学のノウハウがないこと、
英語でのドキュメントの書き方など難しい点も多く、そのため、一旦、語学学校に行かせてから、
その後で進学してくれという話が多いようです。
 
今年はマレーシアの東大と言われるマラヤ大学へ合格者が出ましたが、通信制は、
通常の高校とは異なる「選択」をした生徒のための学校ですので、無事に合格までたどり着きました。
 

このように今、通信制とは単に不登校の生徒が行くという学校ではなくなっています。
様々な価値観や選択肢のある現在において、子供たちが学校とその他の活動、もしくは自分の将来を
考える際に、非常に心強いものになっています。

精華学園は、山口に本校がありますが、愛媛宇和校は、分校の扱いですのでスクーリングも西予(宇和)で
出来ます。海外進学に関しても相談を受け付けてますのでいつでも、ご連絡をお願いします。